雪印メグミルクグループ 雪印メグミルク株式会社
酪農総合研究所 Research & Development Center For Dairy Farming

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酪農総合研究所

 

ご挨拶

雪印メグミルク株式会社 酪農総合研究所
所長 池浦 靖夫

 「未来は、ミルクの中にある」
 このコーポレートスローガンと「乳(ミルク)にこだわる」 「酪農生産への貢献」 「消費者重視経営の実践」の3つの使命で雪印メグミルクグループの企業理念は構成されています。雪印メグミルクグループは、日本酪農を基盤として成り立っており、酪農生産者の良きパートナーとして信頼関係を深め、消費者へ乳の価値を伝え、牛乳・乳製品の需要拡大を実現することで、国内酪農生産の基盤強化と持続的成長に貢献していきたいとする思いが込められています。

  酪農総合研究所は、1976年に株式会社の姿で創設され、現在は雪印メグミルク鰍フ社内研究所となりましたが、グループ使命の一つである「酪農生産への貢献」を具現化する役割を担って「酪農産業に関る幅広い分野の科学的・実践的調査研究とその成果の普及を通して、わが国酪農の発展と食糧の安定的需給に寄与する」ことを基本方針に事業活動に取り組んできています。

 酪農を取り巻く状況は、構造的な飼料価格の高止まりや円安によるエネルギーコスト等の上昇が酪農経営を圧迫するとともに、TPP交渉等貿易自由化交渉の進展による影響が不透明で生産現場では将来に対する不安が拡大しています。酪農家戸数、乳用牛飼養頭数の減少が止まらず、生乳生産基盤の脆弱化に歯止めが掛からないことが最大の課題となっています。
 本年3月に新たに策定され公表された「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針(酪肉近)」においても、生乳生産基盤の弱体化は危機的な状況にあり、これからの10年間がわが国の酪農の基礎を形づくり、方向性を左右する重大な期間であるとの認識が示されました。

 酪農総合研究所は、こうした状況の中、雪印メグミルクグループ各社や関係機関との連携を深め、生産現場に立脚した調査研究活動に注力していくとともに、経営分析等を通じて酪農経営全般の向上につながるサポート活動を推進し、わが国酪農の生産基盤の強化に取り組んでまいる所存です。

 今後とも酪農乳業関係者の皆様方のご助言、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

2015年7月